屋久島の魅力、楽しみ方を基本から上級編までわかりやすく紹介しています!

屋久島 素晴らしき癒しの世界 屋久島 癒しに満ちた世界
神々の憩う島屋久島。言い伝えでは屋久島に呼ばれた人しか訪れることは出来ないと言われています。あなたは呼ばれましたか?

まずはやっぱり縄文杉です

九州の最高峰宮之浦岳の奥深くに存在する、樹齢7000年とも言われているとてつもなく大きい杉。それが縄文杉です。縄文杉までたどり着くにはいろいろなルートがあるのですが、一番楽な道であるトロッコ道を使っても片道約4時間ほどかかります。間違ってもサンダルで行ってはいけません!山道の途中では屋久猿や屋久鹿に出会うこともあります。屋久島の動物は天敵がいないせいか、サイズが皆小さいのです。縄文杉にたどり着く前に、京都の仏閣を作るために切り出されたといわれているウイルソン株に出会えます。
切り株の中に大人20人ほどは入れてしまうくらいの大木の跡です。中に入って空を見上げるとちょっと自然と一体になった気分になります。さていよいよ縄文杉にたどりつくとそこにはやぐらが組み立ててあって、それ以上先にすすんで縄文杉の根を傷つけないようにしてあります。以前は縄文杉に触って悠久の歴史を肌で感じることも出来たのですが、今は観光客が増えすぎて、縄文杉を守る必要があるのです。とはいえ少しはなれたところでも充分縄文杉のすごさは体感できます。おススメなのは縄文杉だけを見るのではなく、縄文杉が存在している空間全てを感じることです。あの辺り一体にはマイナスイオンというか、霊的な癒しというか、そんなもので満ちています。私はそれに包まれたいがためにあの場所に行っているようなものです。

空、海、山

実は屋久島はただそこに行くだけでなんだか癒されてしまう。そんな場所です。
神々が憩うというのも素直にうなずけてしまうような気持ちになります。
 
 ただぼーっと雲が流れていくのを見ている。ただぼーっと砂浜に座って海を眺めている。川のほとりでただぼーっと岩の上でたたずんでいる。普段はもったいなくてとても出来ない時間の使い方をするのが屋久島での最高の贅沢だと思います。

 そんな中でもわたしの好きな場所は平内海中温泉。干潮の時だけ入れる天然の岩に囲まれた温泉です。真夜中の干潮時に入ると満天の星を眺めながらザザザザーという波の音に身をゆだねていると、ほかでは得られない恍惚感が体を満たします。

もののけ姫の住む世界

有名な話ですがもののけ姫を制作するときにスタッフは屋久島の森をあの世界の参考にしたそうです。屋久島の中にある白谷雲水峡が一番もののけ姫の世界に近いとわたしは思います。鬱蒼と茂っている木々にびっしりとコケが覆い、その真ん中を綺麗な小川がその身をくねらせている様はまさに幻想的としか言いようがありません。思わず時間を忘れてたたずんでしまう場所です。
 もしかしたらあなたも しし神 に会えるかもしれませんよ。魂を抜かれるか、元気にしてもらえるかはあなた次第ですけどね。

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